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ブレーキ
ブレーキ (Brake) 日本語では制動装置といいます。
運動エネルギーを熱変換し、車を減速し、停止させる仕事の事を指します。
この仕事は、ブレーキパッドとブレーキローターを接触させ、摩擦させ停止させるしくみの為
パッドの摩耗、ブレーキローターの摩耗が発生します。仕事量の多い制動装置はこれらの摩耗が激しく、ブレーキダスト（ホイール等が黒く汚れる粉）が増えてきます。


よくブレーキ泣きを訴えるお客様がいらっしゃいます。
原因は上記理由により、ブレーキのパーツが消耗している事が多い様です。
発生原因はローター等の摩耗により傷ついたローターが、レコード盤の役割をし、ブレーキパッドを押し付ける事により、制動力が発生します。いわゆるパッドがレコード針の仕事をします。この振動を増幅する役割をするキャリパー、懸架装置、バックプレート等に伝達され、キーという音が聞こえてくる訳です。


さて、この振動を減らすにはどうしたらよいのでしょうか？
まず、すり減ったり変摩耗したローターを研磨して平にし、新品のブレーキパッドを組み付けるのです。
同時に振動対策も実施します!!

振動はいわゆる音の周波数ですので、この周波数を無くす！！　又は、不快な領域からずらす、不快ではない周波数にすればよいのです。
まだまだ、対策方法はたくさんありますが。気になる方は是非ご相談下さい。

お客様の車の使用状況を問診した後、ご提案させていただきます。
例、日常使用のお客様で、特に、ダストが気になる方へ、

ローター残量がまだ十分に残っている様でしたら、低ダストパッドとローター研磨作業のみで大丈夫と思われます。パッド摩擦材を国産低ダスト乗用車と同等の材料に変更する事により、ブレーキダストの減少はもちろん、ブレーキライフも伸びたりします。
パッド交換の時ロータもセット交換などという事が無くなるでしょう！！
お財布に優しい仕様となります。

この様に減ってしまうと、ブレーキ鳴きがキィーキィー
キャーキャーうるさいです。また、制動時車が不安定になります。



ローター研磨風景



段差が無くなり異音の原因等がなくなりました。
これで安心してブレーキが踏めます。

お客様からの引き取り時、低ダスト処理をしたのも忘れていまして・・・
バイパスも軽快に飛ばして帰ってきました。

工場に付き車を見渡しながら、「あ”っ！」　
ブレーキの事を思い出しました。　
しかし、運転している限りブレーキへの不安は全く無く！　逆にタッチが良いと感じたくらいでした。

その後、お客様に即TELし、
『アルミホイールはその後掃除した！？』
『汚れなくなったから一回も掃除しなくてよくなったょ！』

８ヶ月　5400㎞清掃無し。

カルテで前回の施工日・入庫日を見てみる
平成２３年１月２４日　50512㎞
車検時　『前後ローター研磨』　と　『前後低ダストパッド交換』　
の作業履歴である。

今日は
平成２３年９月１６日　56983㎞　

８ヶ月　5400㎞　でこの位の汚れ

綺麗！？
汚い！？

判断はお任せします。

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